デザインストラテジストの43ステップ:43 Steps to a Well-Prepared Design Strategist

公開日: 2017年3月30日木曜日 デザイン メソッド リサーチ

ある人からデザインストラテジーに関する海外のおすすめサイトを紹介してもらいました。その名も The Design Strategist とド直球です。その中の記事の1つにこんなことが書かれてました。

43 Steps to a Well-Prepared Design Strategist
用意周到なデザインストラテジストへの43ステップ



デザインストラテジストってどんな職能であるかが紹介されており、関心のある人にとって割と入門的な内容なのかなと思います。注目したいのはこの記事が2011年で、6年以上も前からアメリカではこういったことが話題になっているというのが印象的です。内容も、特に古さは感じないと思いました。

で、たぶん日本語での紹介はまだ見たことがないから、自分で訳してみよう!…と思いましたが、断念してしまいました。1つのステップの中にリンクがいくつかあったり、いくつかの言い回しはちょっと理解できなかったりと難しかった…。

なので妥協案として、個人的に分かりやすくて大事だなと思ったものを10個だけピックアップして以下に紹介します。それでも日本語にするうえでかなり意訳していると思うので、ちゃんと理解したい人は原文を読んでください。(スミマセン!)では、いきます。

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2. 一日の終わりに次のことを自分に問いかけよう。より役立つ未来の実現・より持続可能な未来の実現に向けて、創造的な戦略を立てるために、ビジネスリーダーとデザイナーはどのように連携ができるだろうか?

12. デザインストラテジストは片方にデザインの靴を、もう片方にはビジネスの靴を履いている。もしくはビジネスの実践を通して、両方が1足のデザインとしているのかも。あなたのベストな説明はどっち?デザインの視点からビジネスに取組みむのか、ビジネスの視点から取組むのか、この2つをどうやって意識的に区別している?デザインストラテジストとしてプロジェクトに加わるときに自分自身の影響をどのように見ている?

15. デザインストラテジストは右脳型だけど、ストラテジックなデザイナーは左脳型。もしそうじゃなかったとしても、デザインコンサルタントや起業家はそういったビジネスプランを求めているので、右脳型のビジネスプランを考えよう。(The Right-Brain Business Plan: A Creative Visual Map for Success, Jennifer Lee)

22.デザインストラテジストが雇われる理由を2つ紹介。1つはイノベーションによって打開する取組みを手助けするため、もう1つはビジネスで競争力のある優位性をつくるため。他に5つほど項目をあげられますか?

23.デザインストラテジストとクライアントが一緒に取組むにあたって、普段あまり使わない、統合的な思考(integrative thinking)のプロセスを使うことになるけど、この統合的思考についてあなたの定義は何?

27.もしあなたにとっての最も重要なデザインツールが『良い質問をすること』だったとしたら、クライアントに尋ねる5つの質問は何?

30.あなたが用いるデザインリサーチは質的、それとも量的?また、マーケットリサーチとデザインリサーチをどのように区別する?

38.デザインストラテジーは製品デザインやブランディングだけでなく、医療改革やサプライチェーンの再考、とったことにも取り組んでいる。あなたが関わったデザインストラテジーでもっと変わったものは何かある?それはどうやって取組み、どう始めてどう終着させたか、事例リストをためておこう。

39.いかにしてクライアントのビジネスのことを学んでいく?彼らが使う専門用語(デザイン業界でなく)にどうやって親しんでいく?また、そうするためにどんなメソッドを持っている?

43.ビジネスリーダーはイノベーションは競争力を持つためのカギと見ているけど、イノベーション先導の成功確率はわずか4%。あなたはイノベーションの成功確率を高めるために、どうやってクライアントに提案する?
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…厳しかった。これでよかったんだろうか…?忠実な翻訳は難しいので日本語で解釈できる文章にしてみようと思ったけれど、それでもかなり違和感ありますね。力不足です。どなたか、翻訳に自信があって関心のある方、43項目にチャレンジしてみてください。で、僕の間違いも指摘してください。
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